鎌倉に古民家を買う
住むところにはこだわりたいと選んだ鎌倉に住み始めて半年、この街のいろんないいところを知るにつれ、どんどん鎌倉が好きになりいつしか本拠地を構えたくなってしまいました。
もちろんまだまだ住んでみたい街、国、場所はたくさんありますが、最後に帰ってくる家はやはり鎌倉にありと、サクッと決めてみた次第。
そしてそして、物件を探していると由比ヶ浜の不動産屋のお姉さんより一通のメールが。これが未来の我が家との出会いでした。
どちらかというと山鎌倉の静かな住宅街にあるその家は、280平米の大きな土地にとても素敵なしつらえの瓦葺き平屋。これまで住む人に大切されてきた家はなんと築年数不詳。
記録がある限りは昭和22年だけど、実際もっと古い。
よく手入れされているその状態と実年齢のギャップ、ゾクゾクします。美魔女ってやつですか。
今日の日本で多くを占めるスクラップandビルドタイプの木造戸建ては20-30年が寿命と言いますが、古い家でも愛着を持って手入れしていると、100年経ってもこんなにいい状態で残っていることに感動。
この家に決めることにさほど迷いはありませんでした。
どちらかというと即決。一目惚れ。
これから少しずつ、なるべく自分の手で、先代の人々がそうしてきたようにまた新しい姿に変身させいつまでも維持して行きたいと思います。